スカーフェイス(83米)
ギラギラした若きアル・パチーノが堪能できる作品。
デビュー間もないミシェル・ファイファーも出演しています。
キューバからアメリカに渡ったボートピープルの青年トニーは、
刑務所仲間のマニーと共にチャンスを物にしながら
コカインの密売で暗黒街のボスにのし上がる…
欲望の塊のような若者がビッグになり、やがて自滅するまでが描かれます。
元ネタはハワード・ホークス監督の名作「暗黒街の顔役(32)」で、
今作はオリバー・ストーンが脚本を書いています。
英語が理解できれば言葉の汚さ(スラング)が目に余る内容でしょうね。
監督は大好きなブライアン・デ・パルマ。
スタートからカメラがぐるぐる回るヒッチコックタッチで、
彼らしいバイオレンス描写が至る所に登場します。
このあと「アンタッチャブル(87)」で大作監督になってしまうわけで、
カルト的な作品はこれがラストだったような気がしますね。
とにかく3時間近い長尺で繰り広げられるのは暴力と銃弾の嵐。
でも、しっかりした骨組みのある映画なので長さは気になりません。
不満はジョルジオ・モロダーによる音楽が個人的に気に入らないこと。
この年のゴールデン・グローブで作曲賞にノミネートされているけれど、
電子音楽が内容に合っていないと思うのは私だけだろうか。
http://cinema.pia.co.jp/title/3194/
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