レミーのおいしいレストラン(07米)
おいしいものは大好き。味にはうるさいつもり。
ツーリングの目的も「うまいもの」探しです。
この映画の見所はいろいろなメディアで紹介
されているようにCGで表現された「料理」たち。
出番は少ないものの、見事な出来栄えでした。
グラフィックを勉強していた学生の頃、スーパーリアルイラストという
写真のような作風が流行っていて、30年も前の話ですから
コンピュータなんかない時代で、エアブラシを使ってプシューと
果物や瓶のコーラ、料理などの課題を黙々と描いていました。
その頃からかな「シズル(Sizzle)感」という言葉が使い始められたのは。
人の味覚・嗅覚の記憶というのは視覚の記憶よりかなり確かな物です。
評論家イーゴがラタトゥユを口にした瞬間のハッとするシーンには
すごく共感できました。「おふくろの味」という言葉がありますが、
私の場合母親が働いていたので、祖母の料理がそれにあたります。
合挽ミンチとキャベツ・にんじん・タマネギを炒めただけの
この映画のラタトゥユのようにシンプルな料理だったんですが、
たまに思い出したように作ってみても「あの味」は再現できません。
作っているところを見ていればよかったんですけどね。
フルCGアニメーションもやっと落ち着きを見せてきたと思います。
キャラクターのデフォルメーションは往年のディズニーに戻った感じで
私には好印象でした。感情移入できないところは難点ですけどね。
アクションシーン(と呼んでいいのかわからないけれど)はとても楽しい。
CGだからできる技ではありますが、レミーの逃げ回るシーンは
素直に夢中になって見ていました。今の子供たちは目が肥えますね。
私の世代はトムとジェリーの追いかけっこで十分満足していましたから。
http://www.disney.co.jp/movies/remy/
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